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みどり市産木材のペン立て
【机の上に、小さな重心を】
机の片隅に、ひとつの落ち着きを添えてくれるペンスタンドをつくりました。
素材は、群馬県みどり市の山で育った「樫」。
古くから道具材として使われてきた堅牢な木で、手のひらサイズでもしっかりとした重みがあります。
一本のペンを、凛と立てるための、控えめだけど芯のある存在。
お気に入りの万年筆やシャープペンに居場所を与えてくれる道具です。
重心が下にあるので安定感があり、使用中にぐらつくこともありません。
自然由来のオイルで仕上げており、手に触れるたびに味わいが増していきます。
底面には工房の焼印をそっと刻みました。
普段は見えない場所だからこそ、誠実なものづくりの証として。
樫材は一つひとつ木目や色合いが異なり、焼きの出方にも個性があります。
全てが一点ものです。
届いたものがどんな表情をしているのか、ぜひお楽しみに。
サイズは約4.5cm角、高さ6cmほど。
ペン穴の径は10〜13mmで、一般的なペンに対応しています。
製作は、小さな木工工房「わたらせ木工店」。
地元の素材と手仕事で、暮らしに静かな変化をもたらす道具づくりをしています。
このペンスタンドも、製作中に手に取った端材の重みから生まれました。そこにあるだけで空間に芯が通る、小さな重心のような存在。贈り物にも、自分のための小さな道具にもおすすめです。